会社について

会社概要

仁方のヤスリつくりは日本の工業化とともに第二次世界大戦後の復興期を経て、シェア95%といわれるまでになりました。 ワタオカは刀鍛冶であった先人が変わり行く日本の流れに沿うべく、新たに両刃ヤスリつくりを始めたものと思われます。 ノコ目立てのプロと共に培ってきた確かな生産技術と、良い道具を作るという誠実な志を大切にしております。
社名
株式会社ワタオカ
本社
広島県呉市仁方西神町12-20
創業
1890年(明治23年)
会社設立
1953年(昭和28年)
代表取締役
綿岡 美幸
資本金
1,000万円
取扱商品
両刃ヤスリ、木工用ヤスリ、
細工用ヤスリ、鉄工用ヤスリ、
チエンソーヤスリ、精密ヤスリ
など各種ヤスリ
爪やすり、踵(かかと)やすり
ねこじゃすり

会社沿革

沿革 1867年
(慶応3年)
刀匠梶山友平(刀鍛冶職 綿岡嘉作次男)、
大阪でヤスリの製造技術を習得後仁方へ
その技術を持ち帰った
1890年
(明治23年)
町内ヤスリ工場26戸の一翼として製造開始
1911年
(明治44年)
綿岡栄次郎、綿岡鉄工場を設立
1927年
(昭和2年)
綿岡信次郎、綿岡合資会社を設立
1940年~45年
(昭和14年~20年)
統制経済強化により工場縮小
1949年
(昭和24年)
綿岡二郎、綿岡鑢製作所再開
1953年
(昭和28年)
綿岡鑢製作所設立
1967年
(昭和42年)
株式会社綿岡鑢製作所設立
1985年
(昭和60年)
電極研磨用ヤスリ意匠登録取得
1997年
(平成9年)
株式会社ワタオカに社名変更

ロゴの由来

ツボ
ツボは一説に味噌壷を指すと言われています。
焼入れ工程で味噌を調合してヤスリに塗るためです。
ヤマ
両刃ヤスリの製造を開始した頃
【明治初~中頃】の流行で、ヤマサ・ヤマキ・山一など
名前の上にヤマのマークを冠したようです。
刀鍛冶であった綿岡嘉作の孫栄次郎が本格的に
工場生産を始めたようですが
その頭文字「ヱ」を使用しました。

やすり工房について

プロのクラフトデザイナーから愛好家様まで、様々なニーズに対応するべくこの度、「鑢工房(やすりこうぼう)」を開設致しました。ヤスリの切削力、利便性、柔軟な作業性を感じてもらいながら、ご自身に最適なヤスリをご提案致します。
鑢工房では

機械切りや手切りのヤスリを
各種揃えております。
多様なヤスリの種類や目の形状、使い方などを知って、
試してご自身に合うヤスリを見つける事が出来ます。
従来のヤスリにはない切れ味や使い方を楽しんで頂けます。
ご要望に合うヤスリのオーダーも出来ます。
通常のヤスリ検査場での切削体験なので、前もってご連絡
頂ければご希望に添った準備をしてお迎え致します。
いろいろな素材を使った切削テストを行う事が出来ます。
お客様のご要望に添ったカスタムヤスリをオーダーして頂く事も可能です。